中小零細企業経営にとっての融資とは

融資とは資金を融通してもらうことであり、基本的には金融機関からの借り入れを指します。 資金調達には、大きく分けて2種類あります。 一つは自己金融といい、経営者が会社に資金を投資したり貸し付けたりすることを指します。 それとは別に、他人から資金を提供してもらうことが融資です。 融資は負債という呼び方もありますが、他人資本という呼び方もあります。 中小企業経営の場合は、他人資本としてイメージした方が実態に合います。 中小零細企業にとって自己資本は元々小さなものであり、自己金融も期待できない状態にあります。 そんな中で事業の発展や資金の安定化を図るには、他人資本を活用する以外にありません。 基本的に金融機関から借り入れをおこすとき、不動産等を担保に根抵当を設定します。 そしてその根抵当に対して極度額が設定され、その極度額の範囲内で借りたり返したりを繰り返します。 つまり、基本的には借りっ放しの状態になり、他人資本という形になるわけです。 金融機関に支払う利息は配当金のような間隔になります。 自己資本との違いは、元金が月々減っていくので、半分程度返済したらまた借り換えなければ資本が減ってしまうことがあります。 また、配当金は利益が出ないときには払う必要がありませんが、利息は赤字でも払わなければなりません。 また経営状態においては極度額未満の借り入れしかできない場合があります。 そのため常に健全な経営を心がけ、金融機関から他人資本を調達しやすい状態にしておかなければなりません。